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村上 友教(ムラカミ トモユキ)

夕凪
栽培種類
夕凪
作付面積
2.1ha
農家4代目、い草農家としては3代目。
村上さんご夫婦は、4人のお子さんとご両親に囲まれたにぎやかな暮らしの中で、い草栽培に向き合っています。
また、日々の畑の様子やい草の魅力も、SNSを通じて丁寧に発信されています。

■畳表 
・本間麻綿(1番草)
・五八麻綿(2番草)
・五八麻(3番草)
・五八綿々(4番草)
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インタビュー
Q い草づくりで、一番大切にしていることは何ですか?
い草が育つ「環境」を整えることですね。
その年だけ良ければいい、という考えではなく、毎年きちんとした状態で育つように、土や管理の積み重ねを大事にしています。
目に見えない部分ですが、そこが一番い草に影響すると思っています。
Q 栽培面でのこだわりを教えて下さい。
まずは土づくりです。
微生物の力を活かしながら土壌環境を整えて、い草が無理なく成長できる状態をつくっています。
成長段階に合わせた施肥管理も徹底していて、様子を見ながら細かく調整しています。
Q 村上さんの畳表には、どんな特長がありますか?
私が一筋で栽培している「夕凪」の良さが、そのまま表れている畳表だと思います。
使い始めてすぐよりも、暮らしの中でだんだんと良さを感じてもらえるのが特長です。

周囲の環境になじみやすく、湿気の多い日本の住まいでもカビが生えにくい。
時間とともにつやが増し、落ち着いた黄金色へと変わっていくのも、「夕凪」ならではの天然素材の魅力ですね。
Q 畳表づくりで意識しているポイントは?
い草の「長さ」には特に気を配っています。
畳になったときに、ヘリ際から中央まできれいに色が出るかどうかは、長さが大きく関係します。
畳表になった姿を想像しながら、揃いの良い状態を目指しています。
Q 一年の中で、特に重要な時期はいつですか?
冬ですね。
11月下旬から12月にかけて植え付けた苗が、年を越して育っていく1月・2月の管理で
その年のい草の出来はほぼ決まると思っています。

寒さの中で苗の状態を見極めながら手を入れていくことで、
その後の成長が大きく変わってきます。
3月いっぱいまで様子を見ながら細かな調整を重ねていきます。
Q 最後に
畳は、使っていく中で少しずつ表情が変わっていくものです。
時間とともに色つやが増し、暮らしになじんでいく。
その変化も含めて、い草の良さを感じてもらえたらうれしいですね。
インタビュアーより

取材の中で印象的だったのは、奥様との関係です。
言葉の端々から、とても仲が良いことが自然と伝わってきます。

い草づくりは、一年を通して気の抜けない仕事。
その日常を支え合える存在があるからこそ、
細かな管理や判断にも、余裕と丁寧さが生まれるのかもしれません。

明るい人柄と、積み重ねてきた経験。
そして、整えられた土と、穏やかな日常。
そうした環境の中で育つからこそ、
村上友教さんのい草は、時を重ねるほどに美しく、暮らしに寄り添う畳表になるのだと思いました。



インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

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