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古田 成浩(フルタ ナルヒロ)

涼風
栽培種類
涼風
作付面積
1.7ha
古田家7代目のい草農家。
現在はご両親、奥様とともに、家族4人体制でい草づくりに取り組まれています。
家族で支え合いながら、産地の未来を見据えたい草づくりを続けています。

プライベートでは2人の娘さんの父。
まもなく新築のご自宅も完成予定で、仕事と家庭の両面で充実した日々を過ごされています。

■畳表
本間麻綿(1番草)
本間綿々(2・3番草)
五八綿々(4番草)

■主な受賞歴
令和8年 熊本県い草・い製品品評会:い製品の部 一種 2等
🎤
インタビュー
Q 一度離れて見えた自分の道
若い頃から家業である農業に携わってきました。
けれど、同級生たちが就いている他の仕事にも興味があり、一度は農家の道を離れた時期もありました。

飲食業や販売など、さまざまな仕事に挑戦しました。
どの仕事も面白く、多くの出会いや学びがあり、自分の視野を広げてくれる大切な経験になりました。
ですが、その時間を過ごしたからこそ、「やはり自分はい草づくりに向き合いたい」という想いがより強まり、
改めて農家として再スタートすることを決意しました。

再びこの道に立ってみると、仕事の価値ややりがいを以前よりも深く実感できるようになりました。
一度農業から離れた時間も、今となっては自分の将来や進むべき方向を見つめ直すための、必要な時間だったと思っています。

現在はその想いを大切にしながら、大切な家族のためにも、日々い草と向き合っています。
Q 仲間と学び、品質を高める
今は、い草生産者の団体である”畳愛鏡会”に所属しています。

メンバー同士で情報を共有しながら、栽培のことや品質のことを学び合っています。
一人で取り組むだけでなく、産地全体でレベルを高めていくことも大切だと感じています。
そうした仲間の存在は、自分にとって大きな支えになっています。
Q 60点より、90点のい草を
自分が大切にしているのは、平均的な品質に満足せず、一つひとつのい草と丁寧に向き合うことです。

平均的なものを多く生産するよりも、手間や工夫を重ねながら、
納得できる品質を追い続けたいと思っています。

天候や環境に左右される仕事ですが、その中でも少しでも良いものをつくれるよう、
日々い草と向き合い続けています。
Q 覚悟をカタチにした、新しい挑戦
3年前に、新しく倉庫を建てました。
大きな投資でしたが、思い切って決断しました。

「投資したからには、やるしかない」
そういう気持ちで取り組んでいます。(笑)

設備を整えることで、品質管理の面でも、作業の面でも、より良いい草づくりにつなげていきたいと思っています。
インタビュアーより

終始笑顔でお話しされる古田さんでしたが、言葉の一つひとつからは、い草づくりへの真剣な想いが強く感じられました。
一度農業を離れたからこそ見えた仕事の価値と、次の世代へつなげていきたいという覚悟。

家族と仲間と支え合いながら、より高い品質を目指して挑戦を続けられる姿がとても印象的でした。


インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!