Q
手作業を貫く泥染め
うちは、い草の泥染めを手作業でやっています。
1把ずつ手に取って、水車みたいに回転する水槽に入れて、泥(染土)に浸していきます。
そのあと機械で乾燥させます。
Q
機械で一度にたくさん染める農家さんも多い中、手作業で1把ずつ染める理由は?
ずっとやってきたやり方ですし、
1把ずつ回転槽に入れて攪拌しながら染めると、い草1本1本の隅々まで泥がしっかり行き渡るんです。
ムラが出にくくて、色合いもきれいに仕上がります。
また、泥の付き方が均一になることで、折れや絡まりが少なくなります。
結果的に、質の良いい草に仕上がると思っています。
Q
農大での2年間
(拓海さん)農業大学校に2年間通ってから就農しました。
い草専門のコースがあったわけではなくて、農業全体を学ぶコースでした。
基礎をしっかり学んできたことは、今のい草づくりにも活きていると思います。
Q
父から、地域から学ぶ
(拓海さん)い草づくりの細かい部分は、やっぱり父から教えてもらうことが多いですね。
でも、地域の農家さんとのつながりの中で学ぶことも本当に多いです。
父は「愛鏡会」にも入っていますし、家族で横のつながりは大切にしています。
自分たちだけでやっているというより、地域全体で支え合いながらやっている感覚ですね。
Q
子育て×畳 の安心感
2歳になる孫がいるんですが、畳の部屋だと安心して見ていられます。
フローリングだと転ばないか心配になりますけど、畳はクッション性がありますからね。
清潔にも保ちやすいですし、子育てにはやっぱり畳がいいなと実感しています。
最近は畳の部屋が減ってきていますが、また良さを知ってもらって、使ってもらえたらうれしいですね。
プライベートでは2歳になるお孫さんやご家族との時間を大切に、穏やかな日々を過ごされています。
■畳表
本間綿々
■主な受賞歴
第35回 い業大会 い草の部 3等
第38回 い業大会 い製品の部 ひのみどり一種 3等
第39回 い業大会 い製品の部 一種 3等
令和2年 い業大会 農林水産省九州農政局長賞(い草)
令和7年 い業大会 い草の部 2等