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【専業】大渕 誠一(オオブチ セイイチ)

作付面積
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専業2代目。現在は奥様と二人三脚で製織を行っています。
い草の状態や品種を見極めながら、安心安全な畳表づくりに取り組まれています。

■畳表
本間麻綿
本間綿々
五八麻綿
五八綿々
🎤
インタビュー
Q 父の背中を見て、この仕事へ
父が茣蓙屋をやっていたので、その背中を見て育ちました。
気がつけば、自分も同じようにこの業界に入っていましたね。

特別に何かを決めたというよりは、自然とこの道に進んできたという感じです。
今も変わらず、製織を続けています。
Q 価格の波と在庫の現実
この仕事は、1年の中でも価格の変動が激しいです。
織ってもすぐに売れるとは限らないですし、売れなくても原料のい草を仕入れないといけません。
そこが一番大変なところですかね(笑)。

ひどいときは、5万畳分くらい在庫を抱えたこともありました。
思い出すだけでちょっとぞっとしますけど、それも今となっては経験ですね。
Q 管理の難しさと向き合う
畳表は織って終わりではなくて、その後の管理もすごく重要です。

季節によって状態が変わるので、その時々で管理の仕方を変えないといけません。
織ること自体ももちろん大事ですが、それと同じくらい管理には気を使っています。

手をかけた分だけ状態も変わるので、気が抜けないですね。
Q い草への想いをつないで織る
農家さんはい草の栽培から製織まで、本当にいろんな工程をされています。
その中で愛情込めて大事に育てられたい草をいただいているので、
自分もできるだけ丁寧に織ることを心がけています。

品種については特に限定せず、その時のい草に合わせて織っています。
一つひとつのい草を見ながら、その良さを活かすことを大事にしています。

これからも変わらず、目の前の一枚一枚を丁寧に織っていきたいと思っています。
インタビュアーより

価格の変動や在庫の話から、製織専門の現場の大変さを感じました。
その中でも、農家さんの想いを大切に一枚一枚丁寧に織られている姿がとても印象的でした。

仕入れたい草と向き合いながら織り上げていく専業ならではの難しさがあります。
見えないところで支えている仕事の大切さを、あらためて感じる取材でした。


インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!