← 農家一覧に戻る

江嶋 久(エジマ ヒサシ)

ひのみどり 夕凪
栽培種類
ひのみどり, 夕凪
作付面積
1.2ha
先代のご両親と、2代目江嶋久さんご夫婦、3代目奎人さんの家族計5名でい草を栽培されています。

■畳表
 「金剛表」
・本間麻綿
・本間綿々(ジャンボ綿)
・五八麻綿
・五八綿々

・座布団生地
・ベビーマット生地

■主な受賞歴
平成元年 第22回熊本県い業大会い草・い製品品評会
     熊本県知事賞(い製品・特殊麻一種)
令和4年 い業大会 全国い生産団体連合会長賞(い製品)
令和8年 熊本県い草・い製品品評会:い製品の部 一種 2等
🎤
インタビュー
Q 自然環境を活かしたい草づくり
い草栽培の水には、球磨川の清流を使用しています。
球磨川は水質が良く、ミネラル分も含まれているため、い草にとっても生育しやすい環境になります。

そうした恵まれたこの大地で、減農薬の微生物農法を取り入れ、有機質肥料を十分に施しながら、自然環境にやさしいい草づくりを行っています。
自然の力を活かしながら、安心して使っていただけるい草を育てていきたいと考えています。
Q 自然と向き合うということ
い草づくりの中で一番大きいのは、やはり自然災害による影響です。

1999年に発生した台風では、原料が濡れたり、瓦が飛んだりと、とても大きな被害を受けました。
復旧にも長い時間がかかり、自然と向き合うことの厳しさを強く感じたのを覚えています。
Q 見えない工程へのこだわり
い草づくりは、目に見える部分だけでなく、その過程の積み重ねが品質を大きく左右します。
日々の水の管理や土の状態の見極め、天候に応じた細かな調整など、一つひとつの判断を積み重ねながら、その年のい草に合わせた管理を行っています。
少しでも手を抜くとすぐに品質に表れてしまうからこそ、見えにくい工程ほど丁寧に向き合うことを大切にしています。
Q 畳のある暮らしをこれからも
近年、和室が減り、畳の存在が身近でなくなってきていると感じています。
だからこそ、「畳替え」という日本の暮らしの文化を大切に守っていきたいと強く思っています。

畳のある部屋は、い草の香りで気持ちが落ち着き、空気も整い、素足にやさしい感触があります。
「気分を変えたい」「部屋をリフレッシュしたい」――そんなときに、畳のことを思い出してもらえたら嬉しいです。

これからも、畳とい草の魅力を少しでも多くの方に伝えていければと思っています。
インタビュアーより

今回の取材では、江嶋さんが自然と向き合いながら、日々の積み重ねを大切にい草づくりに取り組まれていることが印象に残りました。
球磨川の清流や土づくりといった環境を活かしつつ、見えにくい工程にも丁寧に向き合われている姿から、品質を支える確かな基盤を感じます。
また、畳という文化をこれからもつないでいきたいという想いが、印象に残る取材でした。


インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

🌐
SNS / WEB