4軒のい草農家さんを訪ねて見えた、夏の収穫

毎年7月、熊本県八代市では、い草の収穫が最盛期を迎えます。

今年、タタミズキでは4軒のい草農家さんにご協力いただき、収穫の時期に現場を訪れました。

一年で最も忙しいこの季節。
朝早くから始まり、収穫・泥染め・乾燥・袋詰めまで続く作業が約1か月間繰り返されます。

今回は、その現場の様子をご紹介します。

い草が畳表になるまで

普段目にする畳の表面には、「畳表(たたみおもて)」と呼ばれる部分が使われています。
その原料となるのが「い草」です。

い草は植え付けをしてすぐに収穫されるわけではなく、時間をかけて大切に育てられます。

今回ご紹介する「刈り取り」は、畳表づくりの第一歩となる大切な工程です。

【工程】

植え付け(12月頃)

冬から春にかけて生育

刈り取り(7月頃)  ◀今回ご紹介

泥染め・乾燥 ◀今回ご紹介

製織(畳表を織る)

畳店で畳へ

朝早くから始まる、一年で最も忙しい季節

収穫期の朝はとても早く、夏の日差しが強くなる前のまだ薄暗い時間から作業が始まります。

7月は、半年以上かけて育てたい草を収穫する、一年で最も忙しい時期です。

収穫は、多くの人の連携で進められる

刈り取り、運搬、泥染めの準備など、それぞれが役割を分担し、次々と作業が進められます。

収穫を止めないためには、一人ひとりの連携が欠かせません。

収穫されたい草は、次の工程へ

収穫は、い草を刈り取って終わりではありません。

刈り取ったい草は、そのまま泥染めの工程へ運ばれ、染土をまとわせた後、乾燥・袋詰めまで行われます。

そして翌日もまた収穫が始まり、このサイクルを約1か月間、休みなく繰り返します。

📌収穫期の一日

普段目にする畳は、多くの工程を経て私たちの暮らしへ届けられています。

4軒を訪ねて感じたこと

現場では、ご家族をはじめ、畳店の方や近隣の農家さんなど、多くの人が協力しながら作業を進めていました。

一人では成り立たない収穫だからこそ、産地全体で支え合う姿がとても印象的でした。

普段何気なく使っている一枚の畳。

その背景には、想像以上の時間と労力、そして多くの人の手が積み重ねられていました。

今回の取材を通して、その一枚の背景には、多くの努力と技術が積み重ねられていることを改めて感じました。

≪刈り取りライブ≫Youtube&Instagramでアーカイブ公開中

今回ご紹介した収穫シーズンでは、4軒のうち1軒の農家さんにご協力いただき、Instagramライブで刈り取りの様子を配信しました。

ライブアーカイブでは、収穫機が動く様子や現場の音、農家さんのお話など、写真では伝えきれない収穫の臨場感をご覧いただけます。

ぜひ、あわせてご覧ください!

ライブアーカイブはこちら

今回ご協力いただいた生産者のみなさま

今回の取材にご協力いただいた4軒の農家さんをご紹介します。

松島 弘幸(マツシマ ヒロユキ)さん

美しく広がるい草畑と、朝日に照らされた収穫風景が印象的でした。

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溝口 忍(ミゾグチ シノブ)さん

収穫機を使った作業と、テンポよく進む収穫の様子を撮影させていただきました。

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生田 和之(イクタ カズユキ)さん

息の合った作業と、一つひとつ丁寧にい草を扱う姿が印象に残りました。

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古田 成浩(フルタ ナルヒロ)さん

収穫された美しいい草や、現場ならではのリアルな雰囲気を取材させていただきました。

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